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今月発売の「プレジデントFamily」5月号に、言葉の森が協力した記事があります。タイトルは、「開成が問う『五〇字表現力』を養う毎日の作文」です。
開成中学の国語の問題は、ほとんどが記述式です。選択式の問題は数えるほどで、年度によっては全くない年もあります。漢字の問題はありますが、おまけのようなもので、記述式の問題ができれば、開成の国語は攻略できます。また、選択式の問題も、解法のテクニックで解けるようなものはなく、全部の内容を読み取っていないと正解にならないような選択式の問題になっています。
開成の国語が記述中心なのはなぜかというと、東大の国語もすべて記述式だからです。
大学入試センター試験は、四問選択式ですが、選択式問題は、作成者がどれほど工夫して作っても満点をとる子が続出します。記述式は、採点の手間はかかりますが、受験生の実力がかなり正確に出ます。もっと正確に出るのは作文ですが、これは採点の手間がかかるので、入試で本格的に取り入れているところは、あまりありません。
さて、東大型の記述中心の国語問題は、言葉の森の生徒なら超得意です(笑)。毎週、長文を読んで600-1200字の小論文を書いているので、問題文を読んで50字から100字程度の文章に意見をまとめるというのは、苦もなくできます。時間が余って困るぐらいです。(国語の問題に関してだけですが)
記述力をつけるのに必要なのは、語彙と発想と慣れです。語彙については、今月の「プレジデントFamily」の記事が参考になると思います。発想については、家庭での対話が大事です。慣れについては、書く時間を増やすことです。
ぜひ、今月号の「プレジデントFamily」を書店で立ち読み、ではなかった、書店で購入して、今後の勉強の参考にしてください。「ノート大解剖」の特集もあってお買い得です。
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