講評 |
題名: | 「ものの価値」 |
名前: | 玲子 | さん( | あそわ | ) | 高2 | アジサイ | の | 峰 | の広場 |
内容 | ◎ | 字数 | 880 | 字 | 構成 | ◎ | 題材 | ◎ | 表現: | ◎ | 主題: | ○ | 表記: | ◎ |
現代の社会では、価値をはかるのに「お金」にとらわれすぎている。このこと |
を問題として考察を深めていますね。☆その「原因」として「ものがあふれ、 |
ものに対する執着心が失われた」からだ、と考えたのは独自性があって良いで |
すね。物が乏しい場合、「お金があれば…」と考える一方で、物がありすぎる |
と「お金であれば!」なんて思ってしまうのかもしれませんね。☆実例の「番 |
組」は、鑑定依頼人の表情の変化が確かにおもしろいね。「これは、お金では |
はかれない価値があるのです」と言いながら値段を伺って、他人から経済的に |
も価値を認められた時のうれしそうな表情! 高値がつくと、しまいこんであ |
ったものも床の間に飾られたりするんだろうね(さて、逆の場合は?)。☆「 |
どんなものにも二つの価値が同時に存在している」。この言い方=自作名言、 |
は印象的です。そのことに気づくと、目の前のものをあらためて見直せるね。 |
お金をはじめ、一つの価値にとらわれすぎないというのは生きる上で大切なこ |
とですね。 |
ふじのみや | 先生( | ふじ | ) |