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学説というものは
イチゴ の広場
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月ができた原因については、進化論で有名なダーヴィンの息子のジョージ・ダ
ーヴィンが考え出した説が学会で認められていた。それによると、月は地球の
一部が飛び出して出来たものであり、太平洋はその跡だという。ところが、そ
のダーヴィンが立てた説を、アメリカのユレーと、ソ連のシュミットが修正し
た。それによると昔、地球を覆っていたガス体から、個体の粒だけが残った。
そして、地球の周りをぐるぐるまわっているうちに、衝突しあってどんどんと
衝突して、月が出来た。しかしこういった学説も、月ロケットで観測してみる
と、わからないことだらけなのである。そのため、また新しい学説が誕生する
ことになるのである。実はまだ、本当は科学は何もかも知っているわけではな
くて、ほんの自然の一部しか知らないのである。そのため、時代とともに学説
は生まれ、進歩発展が続くのである。
 
 僕がこのようなことで一番ピンときたのは、惑星が太陽から近い順に示され
ている、<水金地火木……>の順番だ。つい最近まで、この順番は<水金地火
木土天冥海>だったが、今は<水金地火木土天海冥>になっている。これは、
公転するときの軌道がだ円形のため、起こる現象だ。軌道がだ円形だと、二つ
の星の軌道が交差してしまう場合がある。そのようになっているのが、冥王星
と海王星だ。本来、冥王星の方が太陽から遠い軌道でまわっているが、最近ま
では、海王星の方が太陽から遠かったのだ。ところでさきほど、冥王星と海王
星のことを星と述べたが、海王星の方は惑星だが、冥王星は惑星としての地位
が揺らいでいるのだ。冥王星はとても小さい形をしていて、太陽からも程遠い
ため、単なる小惑星ではないかといまではいわれているのだ。このように、時
代とともに学説は発展していくのだ。
 
 学説ではないが、こういうこともある。文字を書くときに書き順というのは
、読みやすく、形の良い字を書くためにある。母の時代は「右」という漢字は
「一」から書き始めたそうたが、僕たちの時代は「ノ」という所から書き始め
ている。これは研究を進めるうちに、「こっちの方がきれいな字がかけるぞ」
ということになったのだろう。そのため、これも時代が変わったために文字の
書き方も変わってきたということなのだろう。☆このほかにも、色々書き順の
変わってきている漢字があるので、みなさんも調べてみてはどうだろう。
 
 「塞翁が馬」ということわざがあるが、一時は皆に注目される学説を立てて
も、しばらくたったときには、悪い条件が色々そろっていて…といったことも
あるわけだ。まぁ、その面学説は進歩発展していって、人間自身の技術なども
進歩していくんだけれど……。学説というものは、時代とともに移り変わって
、その分人間も伸びていく、いわば発展材料だということが分かった。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

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