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生きとし、生けるもの(謎
イチゴの広場
幸子あさも中3
 世の中において、「挑戦」する人が少なくなっているように思う。「挑戦状」
を叩き付けるあんちゃんが減り、「果たし状」を叩き付ける輩が減った。(の
か?)挑戦は、ヒトをいろいろ育てる。かもしれない。挑戦することによって
その挑戦したものに打ち勝つように前に進み、前に進んだことによってまた新
たなものに挑戦し、挑戦したことによってまた前に進む。わたしはいろいろな
ことに挑戦して生きていきたい。ですね。かっこいいし・・・。
 
 そのためには、ある程度自分に自信を持つことが必要だ。そのある程度の自
信を持つために自分を育てる。本来ある程度自信が出てきたら何かに挑戦した
くなるのが人間というものであろう?少し喧嘩が強くなるともうちょっと強い
人と喧嘩して、勝ってみたくなる。負けたら負けたで次は勝てるようにがんば
り、勝ったら勝ったでさらに強い人に挑戦したくなる。(もっとまともな実例
が無いのか??)
 
 社会は子供たちの挑戦を挫く方向に走っているような気がする。学校では、
子供たちが解いたものに○×をつける。○はまあいいのだが、×をつけると子
供たちの挑戦心が無くなってしまう。算数では、答は一つでも、解き方はいろ
いろ有るはずだ。ただ、先生が教えたときかた以外の解き方で解くと間違える
かもしれないのだ。で、間違えると先生の教えた解き方でしかとかなくなり、
挑戦ゴコロが失われ、向かっていくのではなく、ついていくだけになってしま
う。
 
 アンケートで好きな歴史人物を聞くと必ずと言っていいほどベスト3に入る
、織田信長というヒトがいる。彼は、大軍に挑戦しては勝っていき、あっとい
う間に全国を統一した。挑戦のし過ぎで最後にはしたっぱに滅ぼされるが、結
構若いうちに全国を統一したという事実は否めない。
 
 たしかに、実力を伴わない「挑戦」は単なる無謀とも言えるが、挑戦していか
ないと新しいことは切り開かれていかないのだ。「人は食べるために生きるの
ではなく、生きるために食べるのである。」というように、挑戦するために生
きているのではなく、生きて、育っていくために挑戦していくのである。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

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