少年の頃桜は…を読んで |
ウグイス | の | 村 | の広場 |
しっぽ | / | ほし | 小6 |
少年の頃桜は…を読んで |
私達は感動した時や、すごく悲しい時に言葉が出なかったり、うまく表現で |
きない時がある。 |
私はこの前、池田あきこさんという人が書いた「ねこのダヤン」というかわ |
いいねこの絵を見に行った。色鉛筆とパステルで書いただけなのに、本当に生 |
きているみたいでどきどきした。額のなかに入ったダヤンは一本一本の毛が本 |
当に細かく書いてあって今にも画用紙の中から飛び出しそうだった。 |
もう一つ、私はアンネ・フランク展を見に行った。戦争のまっただなかに書 |
かれたアンネの日記には、絶望や悲しみではなく、希望を持ち、明るい未来を |
夢に見た、アンネの元気な姿が頭の中で踊り出すようだった。 |
私はダヤンやアンネを見た時はなかなか言葉に出来なかった。どうしてかと |
いうと、たぶんびっくりした気持ちや感動や喜び、尊敬する気持ちなどがたく |
さん重なったり混ぜ合わさったりしたからだと思う。そんな時にぴったり当て |
はまる日本語が見つからないのは、言葉が貧弱なのではなく、このたくさんの |
気持ちを一言で表わすことが難しいだけなのだ。 |
私は日本語にどんな気持ちでも表現する力があるんだなあ、と思った。 |
私達は感動した時や、すごく悲しい時に言葉が出なかったり、うまく表現で |
きない時がある。 |
私はこの前、池田あきこさんという人が書いた「ねこのダヤン」というかわ |
いいねこの絵を見に行った。色鉛筆とパステルで書いただけなのに、本当に生 |
きているみたいでどきどきした。額のなかに入ったダヤンは一本一本の毛が本 |
当に細かく書いてあって今にも画用紙の中から飛び出しそうだった。 |
もう一つ、私はアンネ・フランク展を見に行った。戦争のまっただなかに書 |
かれたアンネの日記には、絶望や悲しみではなく、希望を持ち、明るい未来を |
夢に見た、アンネの元気な姿が頭の中で踊り出すようだった。 |
私はダヤンやアンネを見た時はなかなか言葉に出来なかった。どうしてかと |
いうと、たぶんびっくりした気持ちや感動や喜び、尊敬する気持ちなどがたく |
さん重なったり混ぜ合わさったりしたからだと思う。そんな時にぴったり当て |
はまる日本語が見つからないのは、言葉が貧弱なのではなく、このたくさんの |
気持ちを一言で表わすことが難しいだけなのだ。 |
私は日本語にどんな気持ちでも表現する力があるんだなあ、と思った。 |