これと似たような光景を |
エンジュ | の | 村 | の広場 |
朝美 | / | あやめ | 小6 |
これと似たような光景を、私は秋の信州で見たことがある。からまつのこま |
やかな葉が、同じように自分の重みだけで枝を離れ、金色の光をひるがえしな |
がら、音もなく地表に降り積むのであっ |
た。からまつというのを見るのが、そもそも初めてであったから私はその美し |
さと静寂に息をのみ、林の中にたたずみつくしたのを覚えている。そしてそれ |
を日記に書こうとして、「からまつの |
葉が」とだけ書いてたちまち言葉につかえたものだ。青年時代の経験だが、今 |
なおあの光景を表す言葉を発見できないままである。花便りのいろいろの言葉 |
私のまだ知らないところに、あの美しさを表す言葉があるかもしれない。も |
し日本語にそれがなければ、それは日本語の語彙の |
貧弱を意味すると、二十年前と同じことを考えさせられた、日本語になくては |
ならない言葉のように思えるのだが。 |
私の家の近くは、桜の咲いているところが身近にあります。だから桜が、な |
いところで春を過ごしたことがないので、桜がないことを考えるとさびしくな |
ります。さくらがおちることを私は、ちらほら降ると言いま |
す。けれど、もっといいたとえが出来るかもしれません。言葉を組み合わせ |
ればいいたとえが出来ると思います。それと日本の桜はとても有名です。ずっ |
と残していきたいですね。 |