表現方法 |
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花便りの言葉は、微小感覚を表し分けて、まことに風情に富んでいる。とこ |
ろが、桜の散り始めのころのある日、枝を離れた花びらを見ていて、これが地 |
面に到達するまでのあいだの表現がないことに気がついた。桜の花びら、自然 |
はついに言語の及びえないものなのであろうか。花便りのいろいろの言葉を作 |
り出し、育ててきた日本だから、私のまだ知らないところに、あの美しさを表 |
す言葉があるかもしれない。もし日本語にそれがなければ、それは日本語の語 |
彙の貧弱を意味すると、日本語になくてはならないことに思うのだが。 |
著者は、日本語の表現が少ないと言うことを言っているが僕は、それは違う |
と思う。あまりにも驚いたりして、言葉にできなくなったのだと思う。僕も、 |
祖父が亡くなったと聞いた時は、おどろいて言葉を発することができなかった |
。僕の体験談は二年生の時に、毎日新聞の作文コーナーに入選したことだ。メ |
ダルと賞状が贈られ、母から |
「おめでとう!!」 |
といきなり言われた時には、なんのことだかわからなかった。 |
「あなた、新聞に載ったのよ!」 |
といわれて、自分の作文が毎日新聞に載ったことが分かった。ここでマンガ |
なら、 |
「ふ~ん。新聞に載ったのかぁ・・・・・・・えっ!?新聞に載ったの!!!!????」 |
という所だが僕の場合はまるで、ネジを巻いたおもちゃの車のよう母のとこ |
ろににすっ飛んでいった。 |
「ねぇねぇ、本当に新聞に載ったの?僕何だかとっても・・・・・・・・」 |
僕は言葉に詰まってしまった。本当にうれしい!!というときには、言葉で表 |
せない。 |
もう一つの話は、九州に行った時に聞いた話だ。「方言」を九州に行った時 |
に聞いてきた。僕達家族が街を歩いていると地元の人達が話しているのが聞こ |
えた。 |
「@:;+#$’&=~¥”!」 |
何を言っているかわからない。方言は、地元の人じゃないとよく分からない |
。そのため、僕にはこう聞こえたのだ。少し意味は違うかもしれないが、日本 |
語の表現法は少ないのではなくて、方言などというようにたくさんあるのだ。 |
そのため、日本語の表現方法は、ぴったりと当てはまるものはなかなか少ない |
のだ。 |
「帯に短し、たすきに長し」ということわざがあるが、日本語の表現方法は |
実はたくさんあるため、ぴったりとあてはまる言葉は少ないのだ。そのため、 |
日本語は、とても難しいのだと僕は思う。表現の方法と言うものは、人間にと |
って常に必要とされていることである。また、多くの言語の中から、ぴったり |
とあてはまる表現方法を探し出すのは、とても難しいことなのである。 |