| 印象を与えるには・・ |
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| 「先生は、サーカスの団員になりたかったから、酢を飲んでいたのよ。」僕が |
| 二年生のときの先生に教えてもらったことで、一番印象に残ったことである。 |
| 先生の名前は、「柳下千恵子先生」。なかなかユニークな先生である。 |
| これは、つい最近の話だが今年の正月、先生から年賀状が届いた。「いつも |
| 私は、あなたのことを影からウォッチングしていますよ。子供をウォッチング |
| するのは、なかなか楽しいものですよ。」と、書いてあったため母と大笑いし |
| た。柳下先生らしい発想だった。柳下先生は、こういったユニークな発想が大 |
| 好きなのだ。僕が二年生のときの担任の先生である。あの頃は、僕にユーモア |
| センスがなかったため、先生が何を言っているのか分からなかった。しかし、 |
| 今の僕なら先生のいっているジョークが良く分かる。柳下先生は、「笑える」 |
| という意味だけで面白い先生と言うわけではない。、なぜか印象深い。たしか |
| 先生がいっていたニュースの中に、カラスが線路に石を落とした、と言ったよ |
| うなことがあった。あと、五時間目の授業のときに雷が落ちてきたこととか… |
| 。やっぱり、それは先生が面白い先生で、印象に残っていたからなのだろうか |
| 。 |
| 森先生と言う、医者がいる。母から聞いた話だが、妹が喘息を起こしたとき |
| に、 |
| 「ベットあいていて儲からないから、たまには泊まっていけば。」と、妹の |
| こといわれたらしい。僕は、その事は知らないが、妹が本当に入院したのは覚 |
| えている。つい最近、僕は予防接種にいったが、その時も、森先生のギャグは |
| 爆発した。母が、 |
| 「水疱瘡は、予防接種を打つ前に終わっちゃいました。」 |
| というと、 |
| 「貧乏人はそうなんですよ。」 |
| と、「医者ギャグ」を飛ばした。 |
| ワクチンを注射器の中に入れる前に、 |
| 「は~い、今回のワクチンはこれだよぉ~。」 |
| といって、ワクチンを見せびらかした。そんな面白いギャグいう森先生は、 |
| 結構印象深い。 |
| 「笑うかどには福来たり」と言うことわざがあるが、面白いということは、 |
| 相手の印象に残るのである。つまり、面白いことばかりっをやっていれば、人 |
| の印象に、一生残るかもしれない。つまり、面白いということは人間にとって |
| 、相手に印象をあたえるうえで、とても大切なものなのだ。 |