| 学習 |
| ウグイス | の | 池 | の広場 |
| 潤之介 | / | かな | 中1 |
| 人間の生涯は物事を学び続ける果てしない旅である。ある学者は、研究報告 |
| 書のなかで、人間が最もすばらしい学習能力を発揮するのは生まれてからの数 |
| 年間であるとのべている。なにしろ、子供は、言葉という、ホモ=サピエンス |
| がつくりあげたもののうちで最も複雑なものを、置かれた状況しだいで、どの |
| 言語でもわずかな期間で習得してしまうのである。人間が生涯にわたって学び |
| 続けていくには、エネルギーとなる何かがなければ、それは容易なことではな |
| い。それぞれ、学び方や学びとるものの違いはあれ、このエネルギーが、さら |
| に学習意欲をかきたてる。学校や家庭での勉強だけが勉強ではない。人生のさ |
| まざまな場面で、さまざまな状況のなかでいつも勉強がある。 |
| 私は学習は必要だと思う。その理由は二つある。第一の理由は、学習はもと |
| もと面白いからである。何故ならつまらなければ人間はとっくに学ぶのをやめ |
| てるはずである。だが、上にも書いてあるように、人間は生涯学び続ける。そ |
| してこれは、学習が面白いから生涯学び続けられるのだと思う。例えば好きな |
| 教科があったとしよう。そしてその教科で、何かわからなかったことがわかる |
| ようになったり、この前まで出来なかったことが出来るようになると、とても |
| 嬉しくなる。この場合には学習はつまらないものでもなくなるし、苦痛なもの |
| でもなくなるだから私は本来学習は面白いものだと思う。 |
| 第二の理由は、つまらない学習は頭に入らないからである。そしてつまらな |
| い学習とは、人から言われてやる学習のことである。よく母親などに、 |
| 「勉強しなさい!!!(ウラ声(笑))」 |
| と、いわれるとよく、「またかよ」と思うことがあるだろう。こういう時に |
| いやいや勉強をやっても、あまり長続きしないで、しかもあまり頭に入らない |
| で終わってしまう。要するに、命令されてやる=つまらない学習ということな |
| のである。だからといって、「嫌だから勉強はしない」というのも学んだ後の |
| 面白さというのが感じられない。だから少し我慢や工夫をして学習に取り組め |
| ば、やってる時は苦しく思っても、やった後の充実感はとても大きいのである |
| 。 |