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原点を振り返って
アジサイ の広場
金剛くん あゆわ 中2
 百年以上同じ家具を使ったというのは、別に珍しくも無い。無垢の天然木に
とっては百年は短いぐらいである。それに比べて、同じ位の値段の車など電化
製品は十年しか持たない。しかしこの経済面出の利点は、無垢の天然木の利点
としては最も重要な点ではない。無垢の天然木は自然特有の温かさや柔らかさ
で私達を受け入れてくれる。この温かさや柔らかさを受けずに育った若者達の
興味が安っぽくなり世界全体が刹那主義になってきている。木は生まれた時か
ら数千年数百年生きる生命力を供え、環境を悪化させる事無く生きてきたのだ
 
 僕は作者が行っているように無垢の天然木はとてもいいものだと思う。しか
し工業製品にも良いところがたくさん有るのだ。例としてきれいなのだ。ぴか
ぴか光っていてとても清潔感にあふれている。また寿命が短いという事はその
分だけ、入れ替わりが速いのだ。新しいもの古いもので比較するのならば僕は
歴史でこんな事を習った。鉄砲の伝来で天下統一が早まったのだ。何故かとい
うと、鉄砲で戦をする事によって戦にかかる時間が大幅に短縮されたのだ。も
し鉄砲が伝わってきていなかったら、僕らはまだ江戸時代の人間であったかも
しれない(笑)
 
 しかしやはり木のものは良い。僕は木ばかりでなく自然のものはとて良いも
のだと思う。自然のものは外の社会の細々とした生活から安らぎの時間をくれ
る(ああ宣伝のようだ)僕の学校には山がある。(さあどこの学校でしょう)ぼく
は休み時間かならずといっていい程その山に行く。何となく落ち着くのだ。木
の製品にはお金にあらわせない、目に見えない、良いところがある。それに木
の製品は寿命が長いのだ。文章のように少々乱暴に扱っても少し位修理すれば
百年くらい使える。(もちろん使い方を間違っていたら別だが)
 
 このように木にも電化製品にも良い所、悪い所がある。本当に大切なのは何
か?それは「カメラマンは、レンズのほこりを払うまえに目のほこりを払わね
ばならない。」という名言のように、木が良い、電化製品が良いではなく、自
分自身の生活自体を見直していく事が大切なのだと思う。しかっりとした生活
をしていれば物などそんなに関係ないのだ。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

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