物事には必ず理由がある |
ウグイス | の | 泉 | の広場 |
ナズナ | / | あもせ | 小5 |
本文みたいに、虫が成虫になると飛ぶのに効率よい食べ物を探さないといけ |
ない。そのように物事には理由がある。 |
君たちのお母さんはよく、ご飯を食べなさいとか、ちゃんと勉強しなさいと |
か言うけれど、「何でこんなことやらなければいけないんだろう」と思う。実 |
はこういうことにも理由がある。それはお母さんやお父さんが君たちのことを |
立派な人生を送ってほしいと思っているからだ。 |
学校に実習生が来た時があった。そして一ヶ月後、お別れ会が開かれる。そ |
れから一人一人先生の一言を言わせる。すると最後の先生のことばはこんなこ |
とばだった。 |
「道路にある信号って左から順番にいくと緑、黄色、赤だよね。このなかで |
一番大切な色って赤だよね。それは私達の命を助けてくれる色だから。ねえ、 |
車を運転する所って右側にあるでしょ。それで赤い信号も一番右だよね。それ |
はどうしてかというと、ドライバーに見やすいようになっているからなんだよ |
。こういうふうに、物事にはちゃんと理由があるの。だからお母さん達の言っ |
ていることにも必ず理由があるわけ。だからちゃんとお母さんのことを聞こう |
ね。」 |
これが物事の理由ってものである。だから最低限のルールだけはまもってほ |
しい。社会に出るにはそれが必要であろう、いや、むしろ必要である。 |
しかしその「理由」が言えない言葉だってある。「なんとなく」としか言い |
ようがない言葉が。例えば「~が欲しい」という言葉などそうだ。「なんで? |
」と聞かれる。が、「なんとなく」という言葉しか出ない。私的には「なんと |
なく必要なきがするから。」と言う。 |
だからといって、理由がないとはいえない。 |
「なんとなく」が「~が欲しい」の理由なのだから。このように理由は物事 |
から離れない関係なのだ。例えば、君はいつも本を読まないが、今日は必死で |
本を読んでいる。「なぜ?」それは次の国語のテストで良い点を取りたいから |
。君はふだん学校にはしって行かないのに、今日は走る。「なぜ?」それは早 |
く学校に行って遊びたいから。君はふだんランドセルをしょわないのに今日は |
しょう。「なぜ?」今日から小学校に通うから。君はふだん意見を言わないの |
に、今日は言う。「なぜ?」今日は参観日だから。君はふだん歌を歌わないの |
に今日は歌う。「なぜ?」明日は歌のテストだから。 |
全部の言葉に「なぜ?」をつけると当てはまると思う。だから必ずものごと |
には理由がある。だから、君もお母さんやお父さんの言うことを聞いて欲しい |
と、私は思う。 |