お泊りがだいなし |
アジサイ | の | 林 | の広場 |
ラブリー | / | あにせ | 小3 |
お泊りがだいなし |
「プルルルルルルルルルルー。」 |
電話が鳴ります。 |
「山下でございます。」 |
電話の相手はお父さんみたいです。 |
「八王子にお泊りしに行く?」 |
私は、それにだいさんせいでした。前から考えていたことなのですが、1人 |
で八王子のいとこの家までとまりに行くことを予定していました。が、家族三 |
人で行くことになりました。5日と6日で行きます。なぜ5日と6日で行くの |
かというと、八王子祭りがあるからです。1番怖かったのは、夜中に、暴走族が来 |
たことです。暴走族は、横浜のほうで見たことも聞いたことも食べたことも無 |
いので、ものすごく怖かったです。 |
5日は、お習字があったので、午後8時少し前に着きました。もういとこた |
ちは、だしを引っ張りに行ってしまったので、私は少し待っていました。そのう |
ち、いとこたちが帰ってきたので、次は屋台に行きました。1番最初に、かき氷を |
買いました。シロップかけほうだいのお店だったので、私は、ピーチ味をたっぷ |
りかけました。次に、輪投げをしました。私は、3000円をねらっていました |
。ポーン、入った!!!!んだけれど、下まで入っちゃうとダメらしくて、結局 |
、3000円はもらえませんでした。それから、金魚すくいをやりました。私は |
、1匹つれました。でもいとこたちはすくえなくて、1匹おまけしてもらってい |
ました。最後に、ヨーヨーつりをしました。ヨーヨーつりは、みんなつれなくて |
、緑色のヨーヨーをもらいました。もうお金がなくなったので、家へ帰りまし |
た。少し遊んでから、今度は寝ました。私といとこ2人は、なかなか眠れなくて |
、とうとう夜中の1時まで起きてしまいました。 |
「ブルルーンブルンブルンブルーン!」 |
突然ものすごい大きな爆音のバイクが、数台やってきました。その時、いとこ |
のお父さんが私たちの寝ていた部屋へやってきました。 |
「また来たー。」 |
とため息をつきました。私は不思議に思い、 |
「あれ何?」 |
と聞きました。 |
「暴走族だよ。」 |
と言っていました。 |
私は、おどろきすぎてきぜつしそうになりました。 |
その時、おばあちゃんもやってきました。いとこのお父さんは、警察に電話し |
たみたいで、じきにパトカーが来ました。そうしたら、暴走族は逃げていきまし |
たが、また2、3時間後に来ると言っていました。警察は、その後も交通整理をや |
っています。私は、 |
「警察の人は大変だなー。」 |
と思いました。 |
3時間後、また来ました。この暴走族事件で、お泊りがだいなしになってしま |
いました。 |
お昼になると、まただしをひくので、ひきに行きました。あつくてあつくて、 |
休憩の時に飲む飲み物を冷やしている水を男の子たちはかけていました。私は |
女の子だから、手に水をつけておでことほっぺをぬらしました。その時私は、ま |
るで北極にいるように感じました。おとり様まで行ったら、スイカを食べまし |
た。とっても美味しかったです。美味しかったのは、 |
たぶん日光の良く当たるところで育ったからだと思います。 |
今年のお泊りは、夏休みの良い思いでとなりました。楽しく過ごせて、良かっ |
たです。 |