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情報化社会 イチゴ の広場
ひまわり あなつ 高1 知識は、認識や思考が精神的・主観的な過程である事を強調しながら、たほうでその中に客観的とりわけ社会的過程が入りこんでくることを同時に強調する 、という2重性がある。しかし、情報には2重性というものがないのではないだろうか。二十一世紀に向けて情報の基盤は急速に進んでいるが、そんななかで 、コンピューターには強いが本は読まない、情報には詳しいがものを考えない、という人種が増えていくきがする。  

 今の時代、パソコンできないと世の中やっていけない、とよく聞く。私の学校も、高校生からは「情報処理」という科目ができた。それだけじゅうように
なったのだ。  

 何でもコンピューターを使って物事をこなす。計算なんて一発だし、インターネットを使えば何だって調べられる。どんな量の記憶だって収めていられる
。最近では、インターネットで大学へ行ったり、講習をうけたり買物したりと、考えられないようなことまでできてしまうのだ。   □しかし、私は心配である。いくらなんでもそこまで進歩させなくていい。調べたい事があれば図書館いけばいいし、買物だって自分自身で行けば良い。大 学だって…。  

 そんなことまでパソコンですましていたら一歩も外へでなくていいし、考えなくてもやっていける。怠け者がどんどん増えていく気がする。昔の人は自分
で考えてすべてやってきたのだ。   □確かに、情報の進歩は凄い。インターネットで買物なんて、忙しい人にとって見ればすごく楽な事でやくだっているにきまっているし、働いている人にと ってはここまで暗記してくれる機械はありがたいだろう。そんなことは良くわかっているのだが、人間が今度は逆に衰えていかないように、気をつける必要 がある。せっかくある頭をたくさん使って、知恵をつける。知識に頼らず自分で考えることを忘れてはいけないのだ。  

 
                                             
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