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「くっくっくっ」を読んで エンジュ の広場
しょうた あたの 小4

 あんまり笑ったので、今度、涙が出てきました。
 

 本当に、盗人のかしらは、泣いていたのです。
 

 ところが、この草鞋をはいた子供は、盗人である自分に牛の仔をあずけてくれました。
 

 ぼくは、かしらが何で盗むなんて、悪いことをするんだろうと思います。でも、ぼくは、子供のおかげで、いい人になれて、よかったなあと思いました。
 

 子供がいなかったら、さびしいままになっちゃうけど、かしらは、ならなくてすんでよかったと思いました。
 

 かしらは、自分のことを信用されて、本当にうれしかったと思います。それは、ぼくも信用されてうれしかったことがあるからです。
 

 
                                             
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