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「世界じゅう、どこに行っても」を読んで イチゴ の広場
なりあき あそき 小6

 世界じゅう、どこに行っても日本人の旅行者たちは、身のまわりに「日本」をもって動き回る。もちろん、人間というものは、おしなべて保守的な存在で
あって、自分にとってなじみのある世界から離れることを非常に嫌う習性がある。わたしのみるところでは、日本人の場合、とりわけその「文化的カプセル 」の外皮膜は、かなり強く、それを内がわから破ることを日本人はあまりしたことがないように思えるのだ。  

 僕にも、似た例がある。僕は、母に中学受験をするようにすすめられた。だけど、僕は友達と同じ中学に行きたかったので、反対した。理由は、受験で受
かると友達がいなくなるからと、勉強ばっかりで遊ぶひまがなくなるからだ。母は、世の中どこに行こうと、どこの中学に行こうと友達はすぐできる、と言 っているが、僕は、友達を作る自信がない。母は、千葉の大学に行った時も、イギリスに行った時も一人だったけど、友達はすぐできたそうだ。世の中には 、僕のような人もいれば、母のような人もいるんだなと思った。  

 僕は、だれでも文化的カプセルに入っているわけではないんだと思った。
 

 
                                                   
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