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予想以上の外来語 想像以上の意味不明 アジサイ の広場
拓馬 ねき 中3  

 考えてみると、私達の周りは、思った以上の外来語があるものだ。最近では「ミレニアム」などと意味も知らずに使っている者もいる。ミレニアムは、日本
語になおせば「千年紀」だ。……嗚呼、何と美しい響き。「千年紀」、何と重みのある言葉。今一度、日本語の美しさ、芸術性をかみ締めることが、むやみやた らな外来語を使わないことへの第一の方法である。  

 また、第二の方法としては、「言葉」の使命をもっと深く考えることである。言葉は決してファッションではない。確かに、常に新しきを求め、たくさんの
言葉を理解していくことは必要なことである。しかし、それでも自分で自分の言っていることが理解できなければ、他人に理解してもらうのは、無理だ。だ から、せめて自分の知っている言葉、そして知ろうとしている言葉の意味は、なんとなくでも自分の中になければならない。「自分の心のうちに持っていな いものは何一つ自分の財産ではない」のである。自分の中で実態の見えない意味不明な言葉を使うのは、自分の感性を奪われることである。口から出す言葉 は、相手のなかで広がるものにするべきだ。  

 
                                                   
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