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一年に一回の魚釣り ウグイス の広場
ビーバー あにい 小3  

 八月二十六日、お父さんと僕と、近所の中村さんと、魚釣りに行きました。
 

 いつもより早く寝て、午前三時に起きて、中村さんの車でファミリーマートにいって、おにぎりやジュースを買って桟橋へ向かいました。
 

 僕達の乗る船は、光二丸でした。
 

 中村さんが、
 

 「お!きたきた。」
 

 と、さけびました。釣り竿をみると、魚がぐっと引っ張っています。
 

 つった魚はサバでした。
 

 一つおもしろい出来事がありました。おとうさんとぼくがリールを巻き戻したときです。なんとタイが二人の餌にかじり付いていたのです。中村さんは、
カワハギもつりました。中村さんは、まるで釣りの達人のようです。中村さんは、タイを一度に二匹つったのです。 僕の方はサバが釣れてばかりでした。 いっこうに中村さんの方もサバばかりでした。みんなサバばかりです。  

 ところが、松本さんは、タイを中村さんと同じように二匹いっぺんに釣りました。
 

 僕たちの方は、二十匹ぐらいで、中村さんの方も、二十匹ぐらいでした。松本さんは、十匹ぐらいですが、タイがそのうち二匹です。僕たちは二十匹のな
かの内の一匹がタイです。中村さんは、なんと、タイが三匹です。中村さんが、  

 「ここらへんはサメがいるらしいよ。」
 

 といったので、ぼくはびっくりしました。
 

 釣りの中で一番思い出に残っているのは、一年生の時、メジナなを釣った時のことです。釣竿をみてぐぐぐっときているのに気が付いてあわててリールを
回しました。夢中でまわしました。完全に引き上げて思わず大声を出してしまいました。そのさおに、メジナが引っかかっていました。僕はまるで金メダル をもらったようにうれしくなりました。そしてそのメジナを食べました。メジナは美味しかったです。  

 そのメジナはどうやって食べたか、それは、切ってさしみにして食べました。
 

 
                           
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