先頭ページ
前ページ
次ページ
最終ページ
講評 |
題名: |
経済大国が抱える人類史上初の社会問題 |
名前: |
UZI.SMG |
さん( |
そお |
) |
高1 |
アジサイ |
の |
道 |
の広場
|
内容 |
◎ |
字数 |
2260 |
字 |
構成 |
◎ |
題材 |
○ |
表現: |
◎ |
主題: |
◎ |
表記: |
◎ |
前回、前々回の作文は清書モードで書いたね。その不完全燃焼を晴らすがごと |
く(!?)、今回は超長文の作品になったね。(^^; テーマがテーマだけに考察を |
深めようとすると、つい長口上になってしまうけれど、ここは方法論に焦点を |
絞って論点をより明確にしていこう。この作文の構成を段落と字数で解析する |
と次のようになるね。①「高齢社会」という問題点の提示(書き出し):132字 |
②社会福祉の説明と公的制度への不安・不信感(現状説明):468字 ③老人介 |
護産業への民間企業の参画(②への解決策):243字 ④老人活用の難しさ(「老 |
人」に対する負のイメージ):339字 ⑤会社中心の生き方が老人の社会的地位 |
を低めている(④の理由):246字 ⑥会社以外の人間関係の構築 (⑤への対策 |
):239字 ⑦高齢社会問題解決法のまとめ(③~⑥のまとめ):234字 ⑧ことわ |
ざの加工:143字 ⑨政治家の高齢化も問題である:206字 ◇構成としては① |
③⑥⑦を核にして「高齢社会をプラスに転じる方法」を論じるということに主 |
眼を置こう。 ◇「●複数の方法」は(③老人関連産業の活性化)と(⑥老人の |
社会的地位の向上)で書けているし、「●ことわざの加工」も⑧でよい。 ◇ |
②は数値を使って説明したところがいいが、それにしても長すぎる。①に現在 |
の我々には高齢社会への不安が強いという点を入れて、ここはカットしよう。 |
◇④も洞察が深くおもしろい内容だが、やや脇道にそれるのでカット。 ◇ |
⑤は「第一に~」「第二に~」というほどには詳しく書かずに簡略化して、⑥ |
への導入として使おう。 ◇⑧は⑦の前に書いて結びの部分として使おう。 |
◇⑨もやや脇道路線なので(痛烈な批判でこういう内容は好きだが)泣く泣く(! |
?)カットしよう。 上述の変更を加えると構成は以下のようになる。スッキリ |
するんじゃないかな。 ①【書き出し】来るべき高齢社会とそれに対する不安 |
②【方法1】老人関連産業への民間産業の参画 ③【方法2】老人の社会的地 |
位の獲得 ④【結び】ことわざの引用と当為の主題(~べきである) ▲題材の |
評価が○なのは「歴史実例・長文実例」が見当たらなかったからです。(/_;) |
|
ミルクティ |
先生( |
あこ |
) |
ホームページ