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学問のスゝメ アジサイ の広場
たこ星人 こむ 中3

 物心のついた子供を動物園に連れて行くと、大抵の子供は始めてみる動物の姿に素朴な驚きと興味を示す。子供たちの目にまず映るのは、ゾウやキリンや
ライオンなどめずらしい同ブルの形や色や大きさであろう。それらの動物の生息地の環境や生態、あるいは進化などに興味を持つのは、おそらく中学生以上 になってからの話である。  

 科学の発展段階は、まさにそれと同じ道筋をたどる。ある物事に興味を持ち、それを研究しようとする時、まずだれしもが着目するのはその形態や振る舞
い、すなわち現象論的側面である。  

 簡単に言うと、つまりは「物事を知るには“結果オーライ”などと甘っちょろい考えではなく、“ふむふむ”とその過程を知ることが大事なのである」と
いうことだ。  

 その例としては理科の実験である。例えばツルグレン装置。電球のスイッチを押すと虫がボトボトと落ちてくるただのキモい装置ではなく「小動物は熱や
光、乾燥をきらうので電球のスイッチを押すことにより小動物が嫌う3つの条件をみたすので虫は下にもぐる。しかし奥には穴が空いており、その穴からボ トボトと落ちてくるのである。やーい虫のバカー!」ということを知っていると、応用力もつき、テストに出た時にすらすらと解けるようになる。  

 まぁ学校の授業はしっかりと受けてその過程をよく知っておくとよいということなのだ。
 

 
                                               
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