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十月十四日にぼくの家でタグセールをしました。タグセールとは、いらないものを庭先で売ることです。 |
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一週間前から家の中の不要品で、売れそうな物をさがし始めました。お母さんがいつも、 |
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「おもちゃを全部は日本に持って帰れないから、少し整理しなさい。」 |
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と言っていましたが、ぼくはいつも、 |
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「やだやだ。」 |
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と言っていました。お母さんが、 |
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「タグセールで、おもちゃが売れた分、お金をあげるから、売ってへらせばいいじゃない。」 |
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と言われても、ぼくは、 |
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「うーん………やっぱりいやだ。」 |
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と言いました。 「おねがい、売って。もうかったお金で、新しいおもちゃ買えるわよ。」 と言われて、心の中で、 |
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「しょうがないなあ。新しいおもちゃが買えるのなら、まあいいか……。」 と思って、売ることにしました。 二日前から、ねふだをつけ始めました。 |
お母さんと相談しながらねふだを書いていきました。後から区別がつくように、ぼくのものは赤で、それ以外のものは黒で書きました。売れるかなあと思い |
ながら、ねだんをつけるのは、おもしろかったです。 |
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当日の朝八時から用意するのは、大変でした。なぜかと言うとたくさんのものを、駐車場や芝生の上に並べなくてはいけなかったからです。九時ごろには |
、人が来はじめました。新聞に広告をのせたので、どんどん来ました。最初の一時間にもう七、八十人の人が来ました。ぼくは、計算がすきだから、レジを |
していたので、大いそがしでした。まるで本当のお店のレジをしているみたいでした。 一番うれしかったのは、ぼくのおもちゃがたくさん売れたことです |
。もうかったお金は貯金箱にいれてあります。日本に帰ったら、テレビゲームを買う予定です。 |
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