先頭ページ
前ページ
次ページ
最終ページ
|
グレードしけん、とおるかな。 |
|
ウグイス |
の |
林 |
の広場
|
|
くくり |
/ |
あひた |
小3 |
「ジャンジャジャーン。」 |
|
「はい。」 |
|
「パチパチパチ。」 |
|
「うまかったよー。」 |
|
「ありがとうございました。」 |
|
ガチャ。ドアを開けてわたしが出ると、 |
|
「なおちゃん。どうだった?」 |
|
と、お母さん。わたしは、 |
|
「うまくひけたし、かんたんだったよ。」 |
|
と、答えました。 |
|
それは、去年のピアノグレードテスト(9級)を受けた時の事でした。 わたしが、とてもドキドキしたのは、しけんをする前の時のことでした。わたし |
は、友だちと、 「ねえねえドキドキするねー。」 |
|
「グレード、とおればいいのにね。」 「ガンバッテネ。私もガンバルから。」 「うん。」 |
|
と、はげまし合って、そのドキドキを、おさめようとしました。でも、その時は、ほんとうにドキドキドキドキと、 自分でも止められないくらいでした |
。 その時のわたしたちはまるで、もうじゅうにおそわれそうになっている三びきの小ねずみのように、ドキドキしていました。 |
|
わたしは、グレードのとき、「トルコ行進曲」と、「子どもの集会」をひきました。どちらも思うぞんぶんひけたので、これは、せいせきがいいかも、と |
思いました。 こうして9級は、無事合格しました。 さて、今年は、8級にチャレンジします。 |
|
お母さんも小さいころは、よくドキドキしたらしいです。今でも人前でスピーチする時は、やはりドキドキするそうです。 「きん張してドキドキするの |
は、とてもよいことです。」 と、次のように言っています。 |
|
「このドキドキは、何かこれからやることをせいこうさせ たい、とか、うまくやろうという前向きな気持ちがあると いうしょうこだからね。」 |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
ホームページ