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後ろより前 アジサイ の広場
太一 あうけ 中2

 子供というのは親に甘える。子供は、親に甘えて、助けられて育つのが当たり前だと思う。これからの自立のためにも、親と接して、分かり合っていたほ
うがいいと思う。しかし、最近では、親の虐待などが増加して、それによって子供時代に心に深い傷を負い、親に甘えられず、その深い傷が残ったまま育っ ていってしまう子供も多くなっている。やはり、子供時代に一番身近で、一番血のつながりが濃い「親」から受けた虐待は、一番心から離れない。しかしそ れとは逆に、子供時代に親に甘え、いい思い出が出来ているなら、健康的な心でいられるし、今後のいい思い出になる人もいると思う。  

 しかし、いつかは自立しなくてはならない。親はいつまでも生きているわけではないし、いつかは自立を強いられるときが来るはずだ。それに、僕ぐらい
の年頃になってくると、親とくっつくのを拒んだり、また、反抗期ということもあるが、親の意見より自分自身で決めてで行動したくなったり、親抜きでど こかへ出かけたくなったり、だんだん自立への一歩が踏まれていく。それが子供時代から青春時代への一歩でもある。  

 いつまでも子供時代のままでいる人もいるが、『脱皮できない蛇は滅びる』というように、人間には変化が必要だ。子供時代から青春時代への変化もその
一つだ。後ろばかり見ずに、今は未来、つまり前に向かって突き進むのがいいと思う。  

 
                                                   
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