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清書:天才アインシュタイン アジサイ の広場
一休さん わら 小3 ●天才アインシュタイン  

 僕がアインシュタインのお話を読んで、一番おどろいたことは、十才の女の子に算数を教えてあげたのに、ぎゃくに、
 

 「とんでもない。わたしのほうこそ、おじょうさんから教わることが、たくさんあったのですよ。」
 

 と言ったことです。博士はえらいので、女の子に教えることがあっても、女の子から、教えられるなんて、思わなかったからです。でも博士なのに、女の
子に宿題を教えるなんて、なんていい人なのだろうと感心しました。  

 もう一つあります。そのとおりだなあ、と思ったことは、外見より中身の方が大切だということです。外はきれいだとしても、心が意地悪という場合があ
ります。僕も、この人サングラスかけていて、まるで強盗みたいな格好だったので、怖いと思ったら、いい人だったということもありました。  

 僕の学校の校長先生は、とてもやさしくて、気のいい性格です。僕は前、友達のぼうしを、とれないところに飛ばしてしまって、すぐ、近くの先生に言っ
ても先生は、  

 「えーい、じゃまじゃま。」
 

 と言って、行ってしまって、仕方なくあの人しかいないと思って、一番やさしい校長先生にたずねたら、やっぱり校長先生は、
 

 「それはたいへんだ。」
 

 と言ってぼうしをとってくれました。校長先生はいつも笑顔で、みんなを喜ばせてくれます。
 

 このお話を読んで、僕は人をみかけでは、はんだんしてはいけない。それともう一つ、お友達もうわさだけでなく、実さい遊んでみたらいいやつだったと
いうことが分かりました。                                       
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