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雪の楽しさ |
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あやゆ |
小5 |
灰色の雲から何かが降ってきた。雪だった。 |
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「雪が降っている。」 |
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雪は、僕の顔にあたってきた。まるで雪が意識して僕の顔をめがけて当たってくるような気がした。その日は友達と外で遊んでいた。僕たちは雪の中で、 |
石取りをやっていた。石取りとは、ブランコを使う。また、2人以上人数ですると良い。まず、ブランコの周りに枠を作る。次に、適当な大きさの石を見つけ |
て、その石を誰かの枠の中へ投げ込む。そして、その石をブランコに乗り、落ちないように手と足を使って、その石を取りその石を誰かの枠の中へ投げ込む |
。この投げ込むのに石が枠の外に出てしまうと、負けとなる。非常に簡単なゲームである。このゲーム、つまり石取りは、僕は大好きである。4人で遊んだの |
で、かなり楽しくなった。結果は僕が4位、一番駄目であった。なぜ駄目なのかと言うと、この投げ込むことが非常に難しいからである。加減というものが難 |
しい。強すぎれば枠外に出てしまうし、弱すぎると逆に枠内に石が残ってしまい、また取り出さなくてはならない。しかし、石取りが楽しかったので別に悔 |
しくなかった。この時、雨であると家に帰らなくてはならないが、雪であると、少し濡れてしまっても大丈夫なので、雪はいいなと思った。しかし、家に帰 |
ると、手が『あかぎれ』をしていた。もう手の感覚がなくなっていた。これが僕の雪に対して、一番の欠点だとも思った。 |
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1月27日、大雪(大げさかもしれないが)が降った。僕が起きたのは午前10時、遅すぎる。起きたのは、友達から雪で遊ばないかと誘われたためであった。 |
急いで支度をして、行くところへいくと、相手は雪を持っていた。僕は雪合戦だと思い、早速雪を作り、雪合戦を開始した。相手が2人であったので、ボロ負 |
けした。また、雪を投げて、どこまで行くかという遊びもした。僕は、厚い上着を着ていたので、あまり飛ばなかった。僕は、何でもゲームをするときはい |
つも不利であると思った。(まあ、仕方がないことだが。) |
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1月30日にまた友達と遊び、また雪合戦をした。今度はきちんと自分の陣地をきめ、公平にしたので、負けなかった。雪がほとんど解けていたので、あまり |
長くは続かなかった。僕は雪のことでたくさんの体験をした。 |
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僕が幼稚園のときは、あまり雪合戦をしなかったので、雪だるまを作っていた。お父さんとお母さんで作ったのでうまくできた。あの雪だるまは4日ぐらい |
は残っていた。だから、うれしかった。 |
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僕は、あかぎれが激しいが、雪合戦などをして、雪で楽しむことができた。雪は、僕のような子供を楽しませてくれるという事が分かった。 |
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今でも雪は僕を待っているみたいに残っている。 |
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