先頭ページ 前ページ 次ページ 最終ページ
清書:大きな親切 アジサイ の広場
○○○○ うい 高1

 叱る、叱られるということをするにはどうするべきか。それには、個人の度量ということも含まれている。近頃なぜ叱る人間が減ったのかというと、その
あとの過激になり過ぎた反発のためである。度量のない人間は、自分の非を認めることを拒み、反発する。それは、幼いときは当然の行為だと思う。しかし 、現代ではそれがエスカレートして、暴力行為にまでなることもある。個人個人が、叱られた意味をしっかりと理解して、考える度量を持つことが、求めら れている。  

 社会的には叱るということを、規制という制裁でカバーするしかないと思う。昔は叱られるということ自体が、規制と同じような効果を持っていたが、今
の人間は叱られることが少なくなり、その程度も弱くなったため、その効果が薄くなってきているのだ。  

 確かに、相手のことを理解し、思いやりをもって接することは大切だ。しかし、理解すること、思いやりを持つことなしで人間関係を構築してきた現代社
会の結果を見ると、苦言を呈して、相手のことを考えることが、最も今求められているのだ。  

 
 

 
                                                 
ホームページ