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オスのカはかわいそうだな イチゴ の広場
加恵 られ 小4

 しかも、小さな体で短い一生ですから、ヒトの血を吸わないかぎり、まったく目につかない昆虫ですんだはずです。カの方はじゅうぶんに血を吸うと、こ
の液もださなくなり、飛びさりますから、とちゅうでたたかずに血をわけてやったほうがかゆみは少ないのです。夏の夜、寝ているところでは気になる羽音 ですが、あれは仲間に自分の場所を知らせる音です。  

 私は、この話を読んでいちばんおどろいたことは、人間もカにさされて苦労しているけれど、カもずいぶん苦労しているのだと思いました。メスは、血を
吸おうと思って人間に殺されて死んでしまうこともあるし、オスは、樹にたまった水を吸ったり熟した果物の液を吸うだけだからべつに人間にとっては、な にもめいわくではないのに。私は、もしかしたら、オスのカもとんでいるときに殺してしまったかもしれません。とてもかわいそうです。  

 私は、去年かおととしの夏、おじいちゃんの家の庭で遊んでいてカか毛虫かにもものところをさされたことがあります。とてもざらざらしていてまるでか
わいた土がはだにくっついてしまったようになってしまいました。みるだけでも気持ちがわるくて。でもかゆくてかくといたくて。どうしようもありません でした。  

 手も同じようになってしまったことがあります。手の場合、寝ている間にもう片方の手で、かいてしまうので、タオルをまいて寝ていました。
 

 私はこの話を読んで、心の中で少しはカがかわいそうだと思いました。
 

 
                                               
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