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講評 |
題名: |
学問の意味 |
名前: |
舞 |
さん( |
あおき |
) |
高2 |
アジサイ |
の |
峰 |
の広場
|
内容 |
◎ |
字数 |
460 |
字 |
構成 |
◎ |
題材 |
◎ |
表現: |
○ |
主題: |
◎ |
表記: |
◎ |
主題を見失わないように、かつ具体例などに力が入ってしまって、論点がずれてしまうことがないように、という意識 |
が感じられました(笑)。だから、論点がずれることなく、きちんと主題が最後まで論じられています。 例えば「歴史 |
を体系づける(年代順に正確に出来事を並べる)ことが学問の上で最優先されている現状を見直すべきだ」というように |
、まず論点の出発点を明確にすることで、何に対して意見を述べようとしているのかがよりはっきりと読み手に伝わるね |
。そうした上で、舞さんが述べている意見:現代の教科書の役割や、本来あるべき学問(歴史などの人間科学)のあり方 |
:を論じてゆくと、より舞さんの意見が際立ってくる。また、体験実例についても「イプセンの”人形の家”をビデオで |
見たり、スタンダールの”赤と黒”を読んでいる」だけでは物足りない。もう少しその効果を補足しよう。「その時代の |
背景を、当時の生活の様子や人々の考え方といった、より具体的な形の中で理解することが、本来の「人間科学のあり方 |
ではないだろうか」といったように。 とはいえ、長文の主題の読み取りも正確だし、体験実例もテーマにぴったりで、 |
意見展開も説得力がある。あなたの実力を十分にだしてほしい、という私の欲張りな思いからの指摘だとおもってくださ |
いな(笑)。"☆" |
|
とこのん |
先生( |
ゆか |
) |
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