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清書:鳥のように走ったマラソン大会 イチゴ の広場
加恵 られ 小5  

 私たちは、去年の2月ごろマラソン大会というのがありました。そのマラソン大会でがんばるためにマラソンカードというのを委員会の人たちが作ってくれ
て毎日毎日自分が走った文だけ色をぬって記録を残していました。そして私は、だいたい3周か4周くらい走っていました。  

 そして私がいちばんたいへんだったことは、授業中練習することより朝、練習をすることでした。とても寒くてみんなふるえて練習をしていました。でも
みんな練習が終わった後は、  

 「今日は、1周半しか走れなかったよ。」
 

 とか
 

 「4周半も走れたの。」
 

 とかいろいろ聞きます。
 

 そしてほんばん。スタートラインに立つと、心臓がどきどきしてきました。好きなところに並んでいいと言われたので、私は、前のほうに並びました。
 

 「よーいどん。」
 

 私は、思い切ってスタートしました。速い人がどんどんぬかしていきます。まるで鳥になって飛んでいるようです。走っているといつものようにきらくな
かんじになってきました。私の結果は、3周半でした。でも自分として全力をだせたので、練習をむだには、しなかったように思えました。  

 マラソン大会をやったのは、1年間だけで、今年は、縄跳び大会です。おととしも縄跳び大会だったのです。縄跳び大会でもできるだけがんばっていい結
果を出したいと思います。                                       
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