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逆上がりでの自信 |
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「ばーん」 |
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ついに回った。だが周りの風景は見えなかったなぜかと言うと怖くて目をつぶっていたからだ。生まれて初めて逆上がりをした。まるで誰かに操られたよ |
うな感じだった。その時僕は、幼稚園の年長だった。それまでは毎日のように練習しても回れなかったのに、体育の先生が変わって怖い先生になるとすぐに |
回れた。回れたときは、感動した。そして逆上がりができるようになってから運動神経のなかった僕がどんどん運動神経がいいといわれるようになった。そ |
して学校に入ってみるとみんなの中で逆上がりができる人はごくわずかだった。それは僕が通っていた幼稚園の子が運動神経のいい子が多かったと言うだけ |
なのだ。そして学校では、背の高い鉄棒で逆上がりの練習をして頭のうえより高い鉄棒ででも逆上がりができるようになった。うまくなって嬉しかった。そ |
してなんでも何回も練習してやろうと思えばなんでもできるんだなぁと思った。それから今までの自信は、この逆上がりがあってのできるとおもう自信だ。 |
もし今でも逆上がりができていなくて、運動神経がないようなままだったら、運動系に自信が持てず今でも運動神経が悪いほうだったと思う。 |
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なんでもやろうと思ってすればできるものだ。 |
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