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ハエの命 アジサイ の広場
有貴 いおし 小5

 ハエの一生は、短いものだ。だがハエで言うと結構長い間なのかもしれない。だがもしハエの一生が長かったとしたら、世界中がハエで覆われてしまう。
それに死んでいくハエが少ないと、それを食べるものが死んでしまう。だからハエの命が短く、死ぬものが多いのは全体的に悪い事ではないと思う。だがそ んな二週間の命でも大切にする事はいいことだと思う。僕は、二年生のときに学校の帰り道ハエをわざと殺した事があった。その事を今考えると胸がいたむ 。何故かというとハエの命だって一つの人間と同じ命なのにそのハエを殺してしまったからだ。もしそれが人なら殺人で逮捕されるが、ハエなら何もつぐな いもせずに終わってしまうからハエはかわいそうだなぁと思う。それにしても一日でハエは二百から三百の卵を生んでほとんど残らないというのは、一日に 何匹のハエが死んでいるのだろうか。人間でいうとまるで戦争中の時のようにハエは、ばたばた死んでいるのだろうか。もしそうだったらハエはかわいそう だなぁと思う。だがそれだからこそ生態系のバランスがとれているのかもしれない。よく学校の行きや帰りにハエなどの昆虫を殺している人がいる。だが自 分の気まぐれで命を奪う事はいけない事だと思う。僕はそういう人がなぜ昆虫を殺すかわからない。多分むかむかしていたとかそんな理由だと思う。もしい つもいつも昆虫を殺してばかりいる人がいたらそういう人は、昆虫に生まれ変わって同じように殺されると思う。  

 「ヒトとイエバエの対比」には、ハエの命は
 

 抵抗性のあるものだけを生き残らせて、抵抗性の無いものが死んで、グループ全体を抵抗性のあるものにするパーツのように書いてあったけど、僕はハエ
のような小さな命だからと言ってパーツ扱いはしないし、小さくても命は重いものだと思う。                                                      
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