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道は命の元! アジサイ の広場
ミュウ あおゆ 中1 私が市場へ行く道は、自然発生的な人間の踏みならした道だ。道には色んなものがあった。しゃれた石、虫の死がい、雑草の可憐な花、ラムネのビンの破片 、石炭のかけら、鳥の羽。そんなものにいちいち心をとめながら、ゆっくり子供はたのしみながらあるくのであった。  

 私がいつも通っている道は、アスファルトの道ばかりだ。私は、土の道より、アスファルトの道の方が好きだ。自転車など、乗り物に乗っている時に、な
めらかな感じですすめるからだ。土の道だと、がたがたで乗り心地が悪い。見た目もアスファルトの方がいい。土の道だと道の真ん中などに草がはえていて あんまり奇麗にはみえないからだ。アスファルトは、真っ直ぐな平らな道だ。スッキリしていて奇麗にみえる。こう思うと、やっぱりアスファルトのほうが 良いと思った。  

 でも、虫や花達にとっては土の道の方が良いと思う。花はコンクリートの上には咲けないし、虫も隠れる所がない上に、住む所さえもない。コンクリート
の上だと、餌もなくなる。花が咲けないから花が減る。虫も住めないから虫も減る。虫を食べる動物も減り、その動物を食べる大きな動物もへり、その肉を 食べている人間も死んでいく。そういう、生き物が生きていく為のことを考えると、土の道の方が良いということが分かる。  

 私はこの作文を書きながら道のことを改めて考えてみると、道が好きになってきた。人が生きていく為に必要な道だから。
                                                   
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