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矛盾 カモメ の広場
奈央 いしえ 中1

 いつから世の中が矛盾を恐れるようになったのか知らないが、頭から悪いものと決めかかっている人が多い。どうも、矛盾には、良いものと悪いものがあ
って、嫌われる、いわゆる矛盾は、良いものを除外して考えているようである。月並みの句などという言葉は、かすかな平面的連続を感にかぎつけて、それ を嫌ったものとみることができる。  

 矛盾はとても大切だと思う。なぜならば、正しいことをしたり、言ったりするのはいいことだとは思うが、冗談または、矛盾しているところが1つもなか
ったらつまらなくなってしまうからである。実際にもしも先生が正しいこと(教科書にのっていることしかすることがなく、毎日宿題を出し、テストをする) ばかりしていたら、事業もつまらなくきっと評判も悪いだろう。  

 つまり、正しいことをすることばかりしているのではなく、たまには、矛盾していることもしたほうがいいというわけである。
 

 
                                                   
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