先頭ページ前ページ次ページ最終ページ
| 楽しく学ぼう! |
| アジサイ | の | 池 | の広場
|
| ホームズ | / | なか | 中1 |
人間の生涯は物事を学び続ける果てしない旅である。この世に生まれた瞬間から、人間は学び始める。そして,人生八十余年を迎えても、何事かを学ぼうと |
する。何事かを学ぶことができるというのは、生物として優れた能力をもっているしるしである。猫や犬もものを学ぶという優れた能力をもった動物ではあ |
るが、彼らは、生涯の早い時期に学ぶことをやめてしまっている。人間が味わう充足感や感動の大半は、ものを学ぶことから生まれるのではなかろうか。僕 |
は,人間がものを学ぶときには,楽しみながら学ぶといいと思う。 |
|
その理由は第一に,何事でも楽しみながらやると,能率が上がるからだ。これは、勉強でも言えることだと思う。少し前に,こんな実験があったらしい。ある |
学校で、「みんなの学力を確かめる為の,学力テストを行う。」と、偽りのテストが行なわれた。テストを終え,先生が丸付けをしおわった後、何人かの生徒 |
に,「君は,将来(学力が)伸びるよ」と言った。ところが先生が,学力が伸びると言った生徒の名前は,適当だったのだ。つまり,誰でも良かったと言うこと。 |
ここでは,先生から、「学力が伸びる」と言われた生徒を田中太郎、何も言われなかった生徒を山田花子としよう。何年か経ち、学力を検査した所、こんなこ |
とが起きていた。先生に学力が伸びると言われた生徒たち(田中太郎など)のほうが、何も言われなかった生徒たち(山田花子など)よりも、学力が伸びて |
いたらしい。これは、学力が伸びると先生から言われた生徒は,自信を持ち,勉強が楽しくなったからだろう。すなわち、勉強を楽しいものだと思うことが大 |
切だ。 |
|
第二の理由として、楽しまずに学んだ場合,猫や犬のようになってしまう危険性があるからだ。これはどんなことかと言うと, |
猫や犬も学習はするが、生涯の早い時期に止めてしまう。人間も,学ぶことがつまらない、と思ったら、途中で学ぶことを止めてしまうかもしれないと言うこ |
とだ。しかし,実際に途中で学ぶことを止めている人間は、あまり見かけないわけだから,人間は,学習を楽しいと思い、継続しているのだろう。 |
|
確かに,学校の勉強など、押し付けられたかのようにやる勉強は,あまり楽しいとは思わないが,学ぶと言うのは,そう言った勉強ばかりではない。人間が生 |
きて行くうえで,切っても切れない縁なのは、学ぶと言うことだと思う。これは,必ずしなければいけないことなのだ。それを,いかに能率よくやって行くか。 |
それを考えたときに,「楽しく」と言う言葉が浮かんでくるのである。 |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
ホームページ