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歩きみかん イチゴ の広場
おこじょ あめお 小6

 ケーキミックスは大ヒットした。どこでも大当たりだった。そして次の市場として日本に目が向けられた。しかし、オーブンはなく、電気釜ならどの家庭
にもあり、電気釜で作れるように改良し、りっぱな製品を作り上げた。ところが、ケーキミックスは日本の市場ではさっぱり売れなかった。私は原因調査の ため、主婦を集め雑談形式で話を進めてもらった。すると「あれは、バニラとかが入っているのよね。」という発言があった。これをきっかけに、いっきょ に、売れない理由が解明されることになった。日本の食文化におけるお米の重要さはいうまでもない。日本のおよめさんにとっては、御飯をたくことが重要 なのだ。  

 同じように、国だけでなく、もっと身近な所でも、似たような例がある。よく給食にみかんが出ることがある。6年1組の生徒はたまに、給食にの時間が
終わり、昼休みになると、みかんを平気で食べている生徒がいる。もちろん、それは6年1組だけで、他のクラスにそんな人はいない。無論、先生はとても怒 る。僕のクラスの岡田先生は、そういう事には特にうるさい。そういう事では、誰も逆らうことはできない。しかし、その現状が岡田先生などに知られるこ とは、なかなか無いため、みかんが出る日は、良く見られる、「歩きみかん」である。しかし、なぜ「歩きみかん」は、絶滅をしないのだろう。僕は、先生が悪 いと思う。  

 僕は4年生のとき、現6年1組担任の、吉○先生が担任になった。最初は、井伊先生かな、とも思ったけれど授業の進め方も悪く、生徒からも(自分を含む)人
気が無く、嫌われていた特担の先生先生がやる授業の方が、楽しみになるようになった。  

 人気が無い理由は、あまりにも生徒を軽く見て、言葉に説得力が無かったからである。更に、たまには、あることをそのまま、見過ごしていたりすること
もあった。  

 それと変わって岡田先生は、規則をきっちり守り、要所は、説得力のある言葉で生徒を指導し、細かい所だって、見逃さず、とても明るいクラスにした。
人気があるとは言えないけど、良い先生である。  

 そんな、両極端の先生の生徒で、このような違いが出るのは当然であろう。
 

 
                                             
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