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みんないっしょ アジサイ の広場
由希子 あとえ 中2

 ユージーンは東京とちがって、街自体がそれほど大きくなく、生活のりズムがゆったりしているせいもあるだろう、バス停に車椅子の乗客がいれば、乗り
込むまであたりまえのように待っている。ユージーンは、街のなかに障害者がいることで、人の流れが変わらない街だった。アパートを借りるときも「障害 者に理解を示す」というより、きわめてビジネスライクな対応だった。そこには、アパートを貸す者と借りる者の「大人」と「大人」の関係があった。電動 だと後ろに人がついていないから、大人扱いされる。いっしょに行く人がいても、その人は私の後ろではなく横を、並んで歩くから、私と人との関係を対等 にする。ただそれだけのことだったりする。しかし、そのことが、私をどれほど自由にするかを、ユージーンの風は教えた。障害がこの「経験を積み重ねて ゆく自由をどれだけ阻むかは、その時代が障害者をどう位置づけ、その中で人と人との関係をどうつくっているかで決まる。ユージーンの風は、そのことも 私に教えた。  

 一人前の大人扱いされるよりも、子供のように扱ってくれる方がいいという意見もある。
 

 私はとても背が低い。平均身長よりもはるかに下で、よく男子に頭をポンポンとたたかれてバカにされる。私のコンプレックスだ。しかし、そんなコンプ
レックスにもいいことはある。電車に乗るとき、子供料金で乗っても疑われることもないし、デパートに行って、子供にしかくれない風船はくれるし、アメ はくれるしと良いこともたくさんある。おまけに身長だけだったら、ミニモニにだってはいれる。大人は何でもしてくれる。そんなときは、子供扱いって言 うのも悪くは無いなあと密かに思うのである。  

 しかし、子供扱いよりも、大人と同じ扱いの方がいいという意見もある。
 

 7.2週の長文に、日本の文化は子供に合わせて「ブーブーよ!」と喋ることがある。しかし、フランスでは「ブーブーよ!」などとは喋らずに、「自動
車よ!」と子供も大人扱いをする事が多い。このことは、今週の長文と同じ事だと思う。子供を子供扱いせずに、大人として見る...それも大事なことだ と思う。なぜなら、夜遅くまでおきていると、母に「子供はもう寝る時間よ」といわれる。もうちょっと大人として見てくれても良いと思う。もう私だって 14歳なんだから。でも、「ふとんがふっとんだ」なんていって大笑いしているうちはまだガキかなあ?(笑)  

 確かに、子供扱いしてくれるのも、大人と同じように接してくれるのも良いと思う。しかし、私が一番大切と思うのは、対等の立場に立って物事を考える
ことだと思う。相手よりも格上に考えるのも失礼だし、かといって相手よりも格下というのも何となく気まずくなる。だから、相手と同じ立場で考えるのが 一番楽しく話しできると思う。でも、目上の人と対等で話す、タメ口はいけないと思う。ちゃんとそのへんは判断しなければいけないと思う。                                                
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