先頭ページ 前ページ 次ページ 最終ページ
青虫の謎 アジサイ の広場
有貴 いおし 小5

 青虫はいつもいつもひまさえあれば、草を食べている。だけどその分いついつも糞を出している。人間には出来ない事だ。これはとても効率が悪い事だ。
なのになぜか青虫は、草や葉を食べる事をやめない。お腹をこわさないのかなー。  

 前の学校で青虫が大量発生した。その学校は全校児童三百人ほどの,結構ちいさい学校だったから,学校中が青虫の糞だらけになった。臭いというよりと
ても汚い感じだった。  

 哺乳類は,葉だけを食べる事はしない。それは体の大きな哺乳類ではなく,小さい哺乳類だ。大きな哺乳類も、草に含まれている細胞質だけからは栄養分
を取らない。  

 例えば牛やヤギ。うまくバクテリアなどを共生さして,セルロースを分解させている。
 

 前にテレビを見ていて「動物の謎」という番組で「牛の胃袋は四つある」といってた。
 

 それを聞いて初めは「え!うそー!牛が胃袋四つー!こわー!そんなんめっちゃ草が食べれるやん!」と思った。はっきりいってすっごくびっくりした。
やはり僕が思っていたように牛は,体に余裕があってよく草を食べるようだ。鳥(大形のもの意外)の場合は草や葉を食べない。これは哺乳類と同じだ。果 物や穀物を食べている。やはり青虫のように,効率の悪い草や葉は食べないのだ。胃袋が重くては,飛ぶのに不利だろう。これは昆虫でも同じだ。草を食う のは,飛ばない虫で飛ぶ甲虫などは,蜜を吸う。人間の場合は,たくさんのものを食べてその上羽が無いから飛べないんだと思う。だが昆虫で生まれた時か ら羽がある者は少ない。それは何故か?生まれた時からすぐに,飛んで蜜を探しに行って木を飛び回る事は不可能だからだ。  

 昆虫はそこで,いたるところに大量に有ってなおかつ他の哺乳類や鳥が食べなかった葉を選んだ。しかし葉を食べたら胃袋が重くなって空を飛べない。だ
から青虫のようで,大人になると子孫をばらまくために,飛べるように変身するようになった。昆虫が小さいのは,子孫が大きかったら草がすぐになくなっ て,またべつの草を探しに行くのに大変だからだ。虫は,こんな事を思いつくなんて頭がいいなと思った。もしこれが人間だったらこんな事は思いつかなか ったと思う。この文章を読んで、虫の大きさと生活は,密接にかかわっているという事がわかった。これは「長所は短所」だと思った。                                              
ホームページ