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講評 題名: 競争の本当の意味は。 名前: ノッポ さん( いえは 高3 アジサイ の広場
内容 字数 814 構成   題材 表現: 主題: 表記:

 意見がはっきりしているね。「競争はよい」「しかし、単一の価値観のもとでの競争ではなく」ということだね。 で
も、「想像できるだろうか。→想像できないから正しい」という論理の展開はちょっと変だぞ。一説では、縄文時代の人 々は競争という考えが希薄で、譲り合いと協調という考えで生きていたと言われている。競争は、必ずしも時代を超越し た普遍的な原理ではないと思うけどなあ。 で、こういう意見が明確なときほど、反対理解を充実させていくことが大事 。B氏の意見は空理空論のようだけど、意外と将来、こういう考えが見直されるかもしれないよ。 また、もっとややこ しく言えば「幅広い価値観のもとでの競争ならよい」という考えにも落とし穴がある。例えば、成績の悪い子に「君は成 績の方はもう諦めて(笑)、体育でがんばればいいじゃないか」と励まして、その子が喜ぶかという問題がある。その子 は、別の価値観を提示されるよりも、成績という価値観で自分を伸ばしてくれることを望むと思うよ。 ね、いろいろ複 雑でしょう。この複雑な話を複雑なまま深めていくことが、いい小論文を書くためのコツ。 でも、今日は短い時間でま とまった文章を書き上げた。トライアスロンの選手の言葉の引用は、一種の名言の効果があるね。"☆" 森川林 先生( なね
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