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講評 |
題名: |
飛躍 |
名前: |
杉田大岳 |
さん( |
うい |
) |
高2 |
アジサイ |
の |
峰 |
の広場
|
内容 |
◎ |
字数 |
698 |
字 |
構成 |
◎ |
題材 |
◎ |
表現: |
○ |
主題: |
◎ |
表記: |
◎ |
"☆" 今回の長文の中で注目すべきは、人間関係は「人対人」という場というよりも、個人の中において築かれるという |
考え方だね。この点を今回の作文にも入れ込んでみるとおもしろいと思うよ。 例えば、知人から悪巧みを持ちかけられ |
る。一見、その知人と自分との人間関係ということから、その悪巧みに乗るか乗らないかを判断しているように思われる |
けれど、長文の筆者はそう考えていないね。自分の心の中の「だめだめ。」という人間と、「おもしろそう。やっちゃえ |
!」という人間が、綱引きをしている。(わかりやすく言えば、天使と悪魔のささやき)それをどう決着づけるか、これ |
を人間関係と位置付けているのだね。自分の中に、複数の立場を取る人間を想定できるかどうか、それが飛躍につながる |
のだろうね。 問題は、「自分の中に、複数の立場を取る人間を想定でき」ない人が増えているのではないかということ |
だ。その原因が、他者との関わり合いの薄さということになるかな。2段落に挙げられた会話は、言わば事実確認のみで |
あり、そこに人間関係が構築されるような、思考の幅はないというのがポイントになりそうだね。3段落の例は、「言い |
たいこと」が、心の綱引きを経た結果のものではないということがポイントかな。 |
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けいこ |
先生( |
なら |
) |
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