先頭ページ
前ページ
次ページ
最終ページ
|
認識すべきこと |
|
アジサイ |
の |
峰 |
の広場
|
|
太公望 |
/ |
うの |
高2 |
日本は、幾度となく経済危機から立ち直ってきたがまたもや今回も不景気に陥っている。このようになったのも日本の構造体質が今のナショナリズムに合 |
わないということもあるかもしれない。しかし、今の日本で問題なのは国際関係のトラブルである。とはいってもどこぞやの超大国のような一匹狼を演じて |
いるのではないが、トラブルによって自国に損益を与えているのである。今の時代は、自国の中だけで経済を成り立たせるのは不可能である。とりわけ日本 |
は、化石燃料を輸入に頼っているからなおさらである。なぜ日本は、国際関係においてごたごたを起こしてしまうのであろうか。 |
|
原因の一つとして外交能力の低さが上げられる。テレビを見ていても日本人がまともに外国人と話し合えていないというのがわかる。日本がもはや地球語 |
といってもいい英語に不慣れなせいかもしれないが、どこか怖気づいている印象を受ける。世界に対してきちんと物事を言わなければ相手に理解されない。 |
理解されなければ思わぬ誤解、不信、疑惑をもたれるようになってしまう。そのため教科書問題などがうまく解決せず他にも悪影響を与えるのである。日本 |
は、もっと世界に目を向け自分の意見をはっきり言う必要がある。 |
|
もう1つは、日本人が他国からどのように見られているかをあまり認識していないことである。今の日本人は、まだどこかに劣等感をしょっているのではな |
いかと思う。特に米国に対しては、強く物事を言うことが無く京都議定書にしても米国の意見に対して反論するようなことをしなかった。やはり太平洋戦争 |
が緒を引いているのではないかと思う。日本は、世界に影響を与えるほどの力を持っているのに自分の力にいまいち自信を持てないでいる。そのため回りの |
国から見れば日本の実力と言動が一致していないのに対し、「なんなんだ」という印象を与えてしまう。もっと日本は、諸外国から情報を入手し自国が世界 |
でどのような立場にいるのかを再認識することが大切である。 |
|
日本は、国際的立場において果たすべきことをしっかりと果たし自国の意思を明確に示すことが国際関係において諸外国と円滑に物事を進める最良の方法 |
だと考える。確かに自国に山積する問題を片付けるのも重要だが、それによって国際的利益を損なうようではならない。あくまでも自国の利益を後回しにし |
て国際的協調によって生まれる全体的利益を優先すべきである。 |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
ホームページ