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「母屋はもうひっそりを読んで」 キジバト の広場
あろつ 小4

 巳之助はマッチのかわりに、マッチがまだなかったじぶん使われていた火打ちの道具を持ってきた。ちょうど月が出て空が明るくなるように、巳之助の頭
がこの言葉をきっかけにして明るく晴れてきた。世の中が進んで、古いしょうばいがいらなくなれば、男らしく、すっぱりそのしょうばいは棄てて世の中の ためになる新しいしょうばいに変わろうじゃないか。  

 この話を読んで一番心に残ったのは、自分がまちがっていたことに気がついたことです。もしも火打ちのかわりにマッチを持ってきていたら、もしも火打
ちがすぐに燃え上がっていたら、巳之助は考える時間もなく、犯罪者になっていたかもしれない。これは怪我の功名といってもいいかもしれない。  

 失敗したり、不運なときに、人のせいにする前にもう一回考え直してみたほうがよいということがわかりました。
 

 
                                                   
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