hana08-4

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鉄棒カモメの森の広場
れもん ／ふれ小4

　「ヒューヒュー」　

　暑い夏に、冷たい風を真正面から受ける。　

　私は今、私が一番好きな遊び、鉄棒をやっているところです。鉄棒が好きになったきっかけは、たぶん、こんなことだったと思います。二年生のはじめのある日、ひまだった私は、鉄棒のある中庭に出ました。私が校舎から中庭に出た所は、鉄棒の真っ正面。何もやる事がなく、ひまだったわたしは、少し、鉄棒をやってみることにしました。鉄棒に上って、はんどうをつけて、後ろに倒れる。一年生の時に見たお姉さんがやっていたことのまねをしたら、簡単にできたことがはじまりで、どんどんおもしろくなっていきました。　

　けれど、友だちにさそわれて、図書館に行ったら、図書館の方が、すずしくて、本もおもしろい本ばかりたくさんあるので、図書館のほうが、好きになってしまいまいた。ある日の休み時間、何かの理由で、図書館を使えない時がありました。その時は、まるで、二年生のはじめのころのように、とてもひまになり、またまた二年生のはじめのころのように、鉄棒が真っ正面に見える所から、中庭に入りました。ここで、二年生のはじめの時と少しちがうところがありました。それは、私が二年生のはじめの時、私ができるようになった、後ろ周り（空中さかあがり）というわざを休み時間に全く人気のない鉄棒でやっている友だちがいることです。二年生で、席がとなりになったことのある、とても仲のいい友だちです。それから今まで、続けてきました。　

　今では、空中前周りというわざが、連続で、四十回ちかくできるようになりました。二年生の時にいた友だちは、私と同じぐらいできて、いつもいっしょに鉄棒をやっています。今は、二人で、同じ速さで、同時にまわって、四十回を練習しています。いつもどちらかがわらってしまって、できません。　

　今年の夏は、雨はあまりふらないけれど、とっても暑くてあまり鉄棒がやりにくいです。今は、夏休みになって、学校に行かなくなって、鉄棒をやるきかいがあまりありません。そのぶん、二学期になったら、鉄棒をやりまくりたいです。　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

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