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清書：チクッ▽ |
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イチゴ |
の |
泉 |
の広場
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穂香 |
／ |
すよ |
小5 |
「ガコンドスンジャリ」 |
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この日、私は家族と北海道に住んでいるおばあちゃんと一緒におじいちゃんのお墓参りに行った。 |
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お墓参りでは、お線香をつけたりおもちをお供えしたり、お掃除をしたりした。お花をお供えするとき、 |
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「お水をくんできて。」 |
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と言われたのでお姉ちゃんとくみに行った。お姉ちゃんは、遠回りをしたのだが私は、お姉ちゃんを驚かそうと思って近道をした。 |
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しかし、近道をするにはハチのいるところを通らなければならない。しかも、２匹もいる。このときの顔をマンガにしてみると、たぶんまるこちゃんが「 |
| げっ」というときの顔になっていたと思う。 |
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私は、その顔のまま通った。走って走って走りまくった。そのとたん、 |
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「チク」 |
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とさされた。電気が体の中を通ったような痛みで、私はミサイルでも飛んできたのではないかと思うほどだった。 |
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家に戻って、キンカンを塗った。史上最強の痛みだった。 |
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そんな、痛い思い出がお父さんにもあったらしい。 お父さんが子供の頃、クマンバチに親指をさされたらしい。（１回だからよかった） そのあと、小 |
| 便をかけた葉っぱを親指にかけて帰ったらしい。私は、一瞬賢いと思ったがお父さんが後になって、「大人になって分かったんだけどそれ、意味ないんだっ |
| て。」 |
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と言った瞬間、私は固まった。と同時に笑った。 それからずっと、ブーンという音を聞くと「さっ」と逃げてしまう。 ハチのことではなしを聞くと、 |
| たいていの人は「暴れたりちょっかいを出したりしなければさされないよ」と言う。だから言うとおりにした。なのにさされた。ずっと頭をかしげている。 |
| 結論は「まぁこういうこともある」ということにいきついた。頭が軽いと思われるかもしれないけれど、私は、そう思った。まだ、虫のことはわからない。 |
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