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純心 アジサイ の広場
由希子 あとえ 中2

 目あきは、何でも見えるため、何でも解かっていると思っている。しかし、盲人の方がよく見えるということに目あきはあまり気付いていない。盲人は確
かに目は見えていないが、そのかわり、より多くの物を見える「心の目」をもっている。自然との調和こそ、我々人類が生存し続けるために避けることので きない原則である。  

 他人との調和を図ることが、大きい目で自分の利益になるという意見もある。
 

 ボランティアで障害者を手伝うというのは、障害者を助けるというだけでなく、他人との調和を図ることで、障害者にしか分からないことを、今まで見え
てなかったことを教えてもらうということでもあると思う。例えば、普段何気なくまたいでいる段差でも、車椅子の人にとってはとても難しい障害物だった り、柱やでっぱりが、盲目の人にとってとても危険なものだったりと、これから直していかなければいけないところがたくさんみつかる。しかし、何よりも 、よく気が付く優しい人になれると言うことだと思う。  

 しかし、自分の利益だけを考えて生きるのも良いと言う意見もある。
 

 今、日本は不景気で、リストラなんてものがはやっているらしい。能力主義社会になっているらしい。そんな環境のなかで、自分より同僚の利益ばかり考
えていると、自分の利益がうすれていってしまうと思う。人を陥れてまで利益を得るなんてことはしてはいけないけど、自分の利益だけを考えることがあっ てもいいと私は思う。誰でも人より自分が大切だと思うから。それに、自分のことは自分でした方がいいと思う。  

 確かに、狭い理屈も大きい調和も良いところがあると思う。でも、私が一番大切だと思うのは、きれいな心を持つ事だと思う。自分の利益も大切だけど、
人を陥れてまで利益をとろうとするのは、人としてやってはいけない事だと思う。また、他人との調和を図ることによってきれいな心を育てるきっかけにな る。仕事をするにしても、人と協力して生きるのも、純粋な、きれいな心を持ってやるのが一番大切なことだと思う。                                                
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