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講評 題名: 多大なる原動力 名前: AE86 さん( えや 高2 アジサイ の広場
内容 字数 792 構成 題材 表現: 主題: 表記: "☆""☆" 戦後の復興からオイルショックを経て、貿易黒字が増大した時期の話だね。日本史の授業は、まだそこまで行 っていないかな? 戦中〜戦後にかけての時代を、「日本は休息時間に入っていた」という例えはなかなか上手いね。最 近で言うところの「失われた10年」という言葉を連想したよ。 「日本の資源(主に車などの工業製品)を輸出し・・・」 という部分は、「日本は資源を輸入して製造した工業製品を・・・」など、表現を工夫したほうが良い。日本は工業資源 が乏しい国だからね。 「相当の時間と手間を必要とされる為、並ならぬ(並々ならぬ)努力が必要となる。」というの は、何のための努力かな?「その成長のスピードを維持するには・・・」というような言葉を補っておこう。 「すべて を白紙に戻すというやり方は大切である。」というのは、この場合にはどんなことを指す?前の部分とのつながりの中で は、意味がわからなかった。 ここまでの部分のつながりが、読んでいて見えにくかったよ。 以下、一気呵成に原動力 が発揮されているときには日本の成長は目覚ましいものがあったけれど、今は再び休息をとったのか(これについては書 いていないね)、そこまでの勢いは維持できていないというストーリーは感じられる。最近では、外国から「原油を売ら ない」や「日本製品は買わない」などといった締め出しをくらっているというほど明らさまではないにしろ、貿易摩擦が 問題となっていることには変わりないね。「何でもそうだが、ほどほどに頑張るのが一番である。」というまとめは、あ る意味で正直ともいえるけれど、誤解を生むことがありそうだ。手抜きやサボりを良しとしているように受け取られかね ない。小論文などでも、印象を悪くしかねないので注意しよう。◆タイトルにある「多大なる原動力」は必要?多大なる 原動力があるときには、それに頼って一気に突破できそうだけれど、それがない現代においてはどうしたらいいか。成長 をどう考えたら良いのか。タイトルからは、その答えを期待してしまうけれど。そのキーワードを用いて結びを作ると、 一貫性が出てくると思うよ。 さかな 先生( すみ
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