講評 |
題名: | 無題 |
名前: | らくだ | さん( | いうみ | ) | 中1 | エンジュ | の | 池 | の広場 |
内容 | ○ | 字数 | 198 | 字 | 構成 | 題材 | ○ | 表現: | ○ | 主題: | ○ | 表記: | ◎ |
今回は、哲学的な長文でしたね。長文の内容は理解できても、似た話を見つけて感想を書くとなると、むずかし |
いかもしれませんね。 らくださんは、ちょうど今、「自分」について考え始めるような時期に来ているようです |
ね。ちょうど中学生くらいが、「自分とは一体誰なんだろう?」、「自分は何のために生きているのだろう?」な |
どということを考え始める年代ではないかな?そう言えば、『ソフィーの世界』という本を知っていますか?この |
本も、「あなたはだれ?」と書かれた手紙を、ソフィーが受け取るところから始まります。この答えを見つけるこ |
とは、容易なことではありません。でも、他人に認められたり、他人の役に立てたり、他人といっしょに何かをす |
ることで、「自分」を認識することもあるでしょうし、他人とは違う「自分」に気づくことで、改めて「自分」を |
確認することもあるでしょう。長文の著者が言っているように、他者の存在があって初めて、「自分」が見えてく |
ることって、結構あるような気がしますよね。 らくださんは、自分は他人の目にどう映るだろうということも気 |
になるようですね。この気持ちは先生にもよくわかります。そして、そのために臆病になってしまう気持ちも。他 |
人と違う自分を意識することで、自分というものの存在を確保しようとするのは、決して悪いことではないと思い |
ます。ただ、いつまでたっても他人という鏡がなければ自分を確認できないというのは、さびしい気がしますね。 |
試行錯誤を繰り返しながらも、いつか他人という鏡がなくても自分の存在に自信が持てるようになりたいですよね |
。■今回の感想文はむずかしかったと思いますが、できるだけ課題フォルダにあるような構成で書いてみましょう |
。でも、らくださんの韻文的な文も心の叫びのようなものが伝わってきて、個人的にはとても好きです。 " |
メグ | 先生( | じゅん | ) |