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| 清書:並な自分 |
| イチゴ | の | 村 | の広場
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| おこじょ | / | あめお | 小6 |
一番になる。いろいろな事をやっていれば、一番になることが目標であることが多いと思う。勉強、趣味、仕事。1,2を争うのも、独得の面白 |
さがある。僕も、塾のミニテストで1,2を争う面白さを経験したことがある。 |
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時は今年の一学期、塾で先生からあるプリントが渡された。そのプリントは20枚ほどに別れていて、一学期いっぱいは、時間が余ったときにこ |
のプリントをやることになっていた。先生によると、そのプリントは1日に1、2枚進めば並みなペースらしい。しかし、そのプリントを実際にや |
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「なんだ、こんなもんか」 |
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というほど簡単だった。そのテストも、後になってくるに連れ、だんだん難しくなってくるのだが、とても簡単だった。その日は1日に3枚進ん |
だ。でも、こんなに学力が突き出ているわけでもないのに、なぜみんなは「すごーい」とか「早―い」といわれるのだろう。とても不思議のように |
感じたが、そんなことはない。もう一人僕と同じ、3枚のプリントを1日で終わらせた人がいた。 |
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だから、並みたいていの人間だと思った。そこで、今まで、いつも1~100でいうと50ぐらいの人間何だから、たまには1を狙ってもいいと |
思い、そのプリントを夢中でやった。最後はもつれたが、結局1番になった。その時 |
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「もう1番になるのは押さえておこう」 |
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と思った。 |
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またこんな経験がある。鎌倉市では、年に一度、6年生が出場する「陸上記録会」がある。本番はまだであるが、この前、初めての練習が会った。 |
とにかくやってみろと先生に言われた。僕は走り高跳びをやってみた。4年の頃にも1回やったことがある。1mを超えそうな所でタイムアップだった |
。しかしその時の調子だと行けるペースだった。そして先日、また練習がやってきた。基準は1mで、飛べた所は上がっていって、飛べなかった人は |
下がっていくらしいが、その日はやりたい高さでやることになった。さっそく、基準の1m。軽々と飛べた。そのまま行って、110センチメートルをと |
んだ。さあ、115センチメートルだ。しかし、後ちょっとだった。やはり前例と同じように、特別視された。 |
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一番になるのもいいが、僕はどんな世界に入っても、並みな成績を残したい。こんな並な自分が特別視される方がおかしいと思うからだ。 |
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