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ルール アジサイの広場
ピエッパにお中3

 僕の幼稚園の頃の記憶といえば、何かとみんなですることが多かったことだ。お遊戯をするのも一緒。お弁当を食べるのも一緒。歌を歌うのも一
緒・・・。しかし、それは生きるということを感じる練習だという。学校では、共同生活で生きるルールを教える前に、ルールが成り立つための前 提を理解させようとする。僕はそれを体で感じたい。そうするにはどうすればいいのだろうか。  

 ぼくは、小さい頃からスポーツをすることを勧める。現に、僕は幼稚園からサッカーを初めて、いろいろなことを知った。まず上下関係を知った
。小学生の先輩には、敬語を使うと教えられ、はじめは戸惑いながらもなれない敬語を使っていた。ところが今は、年上の人には敬語というのが常 識となっている。後輩が敬語で話し掛けてくるというのもあるかもしれないが、幼稚園の体験は、大変役に立ったと思う。  

 小学校に入るとすぐに合宿に行った。両親と離れて1週間も過ごすのは、初めてだったので、すごく緊張したのを覚えている。でもいざ行ってみ
ると、サッカーが毎日できて、友達もたくさんいたので楽しかった。しかし、そこでは礼儀を学んだ。まずおはしの正しい持ち方を習い、悪戦苦闘 した。その時は  

 (何でサッカー合宿まできて、おはしの持ち方ならわなあかんねん)
 

 と内心思っていた。しかし、今考えてみると、あの時していて良かったとつくづく思う。
 

 確かに、ルールは形として残すことは大切だ。しかし、「習うより慣れろ」
 

 というように、ルールを見るだけでなく、それらを体で感じることができるようになりたい。
                                             
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