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秋はどこへ行った? アジサイの広場
金剛くんあゆわ中3

 僕が見ているのはただ一本の棒のみ。しかし、その前を赤く羽の生えた飛行物体がその視界をさえぎる。奴の名は赤とんぼ、何を求めているのか
知らないが、なぜが僕の前をさまよう……。  

 上の文章(僕が勝手につくった、でも本当の話だよ)を読んだ時、どの季節を思い浮かべただろうか。ヒントは赤とんぼ。もう分かったね、……
そう「夏」です……。  

 今、たくさんの人が季節感のない暮らしをしている。今回の作文はそれが題材のようだ。でも、上の文章を見ても分かるように、人間以外の所に
もその問題が現れているのではないかと思う。「赤とんぼ」は秋の昆虫だ(よね?)しかし、僕が今年見た最後の赤とんぼは、「夏」だった。これ は僕だけかもしれないが、最近「春」と「秋」がほとんど感じられない。昔なら、暑さが去り、過ごしやすくなってきた頃が「秋」寒さが去り、過ご しやすくなった季節が「春」であったかもしれない。しかし今は温度によって季節を感じることがほとんどない。今まで寒さ、暑さという厳しい温度 ゆえ美味しく感じられたものへの喜びが冷暖房機の普及によりありがたみが減ってきてしまったかもしれない。  

 季節、温帯特有の四季は、今まできっとその地域に様々な影響を与え、その地特有の文化をもたらした一番の原因になったものだと思う。しかし
、「今」の「快適」さを求めため、いま季節を感じさせるものがだんだんと減ってきている。季節を感じるためには、季節を楽しむことが一番だと 思う。「春」には、サクラを「夏」には、砂浜でのかき氷を「秋」にはいろいろな「旬」の食べ物を「冬」には布団の中のあったかさを楽しみにして 日々を暮らしてみればそろそろ~の季節だな。と思う事が出来、それによって季節を感じることが出来るのではないかと思う。(失敗作だね難しい)  

 
                                                 
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