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けんかについて オナガの広場
祐司には中1

 僕は、よく家で兄弟げんかをすることがある。いつもどちらかが相手にちょっかいを出し、それからけんかが始まる。けんかが始まってしまえば


「~をしたからいけないのだ」というふうになり、なかなか終わらない。僕は、たしかにちょっかいを出し、けんかをはじめさせたほうの方が悪い
と思うけれど、ちょっかいを出され、けんかを始める方も悪いと思う。  

 しかし、僕は、けんかは決して悪いことではないと思う。
 

 なぜかというと、第一に、けんかをするということは、相手のことをよくわかっているからこそで、それは、べつに悪いことではないと思うから
だ。何も関係のない人とはけんかをしないというのは、相手のことを全然わかっていないからである。全然知らなかった人同士がけんかをしたなど ということはあまり聞いたことがない。  

 第二に「ケンカするほど仲が良い」というように、けんかをすることによって仲良くなることがよくあるからだ。すこし前までけんかをしていた
のにもう仲が良くなっているということはよくある。  

 第三に今まであまり話をしたことがなく、あまり知らなかった相手とけんかをすることによって、相手のことをよく理解できるからだ。以前は、
話をしているところなど見たことがないという人同士がけんかをすることにより仲が良くなり、親しく話などをしているところを見たことがある。  

 確かに、けんかをして仲直りをしないのはいけない。なぜかというと仲直りをしなければ前に書いたような仲が良くなることもできないし、話を
することもできないからだ。なかなか仲直りができないときは、自分から素直に謝れば良いと思う。しかし、「一人の敵も作らないものは、一人の 友も持たない。」という名言もあるように、憎み合うだけのけんかではなければ、けんかというものは決して悪いものだとは思わない。大切なのは 、けんかによって、より良い人間関係を深めていくことだと思う。(ぼくは、自分からはけんかをする原因を作りたくはないけれど。)  

 
                                             
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