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| 働きすぎの日本人 |
| イチゴ | の | 峰 | の広場
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| ミルク | / | あいま | 高2 |
日本のサラリーマンを見ていると、毎朝通勤ラッシュのなかギュウギュウにおされて仕事場までむかっている。帰りも帰りで油断している暇はな |
く混み合った電車に乗り、家へと帰宅している。こんなおじさん達を見ているとつくづく日本人は忙しいなぁと思ってしまうが、なぜこんなにも日 |
本人は働くのだろうか。 |
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ドイツやフランスでは、公営交通が深夜まで走っている。環境キップという回数券を安く売り出して、なるべく乗用車に乗らずに公共交通を利用 |
するように計画されているところもある。それに比べて日本はあまり公営交通が発達していない。私の地元では深夜バスが通っていないのでとても |
不便である。そのためみんなタクシーを利用するのだが、やたらとお金がかかる。また、町に救急患者に備えたステーションがあるところもある。 |
日本の場合は深夜になると救急病院がそこまで発達しているわけではないのでそこまで行くのに時間がかかってしまうのだ。このように働くだけ働 |
かされてそれにともなった対応がなされていない。 |
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確かに少しづつ前に比べてよくなった部分もある。終電の時間が遅くなったり深夜バスが出てきたところもある。しかし不景気な今、リストラさ |
れたり過労死がでてきたりと働かされるだけ働かされているような気がする。わたしの父も休みの日はいつも寝ている。つまり「ゆとり」が全くな |
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しかしここまでして働くわけには、やはり利益優先の日本の社会がさせているのだろう。日本人は我が身を犠牲にしてまでもお金のために働く。 |
労働時間もドイツに比べて約五百時間も長い。ドイツのように家族の団らんや地域社会との交流など人間らしさを求めていないのだ。しかし、もっ |
と「ゆとり」を持ち自分たちを大切にするためにも働く人に対する対応を考えるべきだ。そして誰もがリラックスできるような社会でありたい。 |
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